書き溜め漂流記

食後すぐ横になるのが好きな人間の毎日。メランコリックと共存しています。

壁に話しかけてみようの話

仕事がこの状況下でまた少し増えてきそうだ。

 

ないのもないので困るが、休みモードに半分突入したところでいきなり社会復帰させられると厳しいものがある。

 

現実を見たくない…

早く不労所得を作らねば…

 

 

投資でもしようかと思ったものの投資に突っ込めるほどの余裕はないので諦めた。

 

統計学を使って競馬であてようかとも思ったが未だに手つかずでいる。

 

そんなうまくいかないよねぇ。

 

 

なんてことを毎日考えている。

 

 

 

 

働きたくないというのはさておき、

 

私は友達も少なければ

仕事関係でも最低限しか人と話したくないので

数日誰とも喋らないことがよくある。

 

それもあって誰かとしゃべるとき、

第一声をどれくらいの音量で、抑揚で、何をしゃべっていいのかすごーく考えてしまい

一言喋るだけでどっと疲れが出る。

 

無口なわけではないが、人と喋らないとこうなるのだ。

 

 

日頃友人たちと電話でもしておけばいいのだが、人に話したい世間話がない。

 

1度本当に何をしゃべっていいかわからず

天気がいいですねなんていうテンプレみたいなフレーズを使ってその後の会話が止まったことがある。

「天気がいいですね」というのは、司会者か会話を強制終了したい時しか使ってはいけない。

 

かといってベラベラ喋り続ける人がいいかというとそういうわけでもないのが難しい。

あれはあれで長いこと聞いていられないので苦手だ。

間や沈黙が適切で心地いいと感じられる人間関係を構築するのは大変だが、そういう人たちとの会話は楽しいと思う。

 

 

誰とも喋らないというのは、普通に生きていたらあまりないことだが

私にとっては日常なのだ。

 

 

だからこの頃はコロナで家にいることが増えて人としゃべることも以前より減ったが

かなり気持ち的には楽だ。

改めて仲のいい人が誰なのか、頼れる人が誰なのか、すごくはっきり見えてきたし。

 

 

さすがに3日間喋らないと、いよいよ壁に話しかけるようになる。

 

頭のおかしいヤバめのやつなんじゃないかと思われるので人には言えないが

これは結構いい。

 

余計なことも言われないし誰かに他愛もない話を聞いてもらいた時にはぴったりだ。

 

悩みとか、辛いことを話しかけると、もちろん返事は返ってこない。

 

返ってきたらいよいよ通院しようと思う。

 

 

大事なのは、発声することと壁に話しかける自分のアホらしさを実感することなのだ。

 

慣れないうちは悲しくなってくるかもしれないが

そのうち良き相棒となってくれる。

 

壁のない家はない。

ダンボールハウスだって壁がある。

 

 

あと家の中で、壁に話しかけるだけでなく独り言も多い。

 

美味しいものを食べたら美味しいっていう。

テレビを見ながらツッコミを入れる。

風呂に入っていい湯だなっていう。

 

なんでもいいから、些細なことでも

これ楽しいな、いいなと思ったものは全部感想をいってみる。

 

まずかったらマズっていう。

不味いのはマズいって言葉にすると楽しくなったりする場合がある。

 

言霊とも言うが、昔の人の発想はすごい。

 

落ち込みがちな私のライフハック。