昨日おととい。
数少ない友人と会って最近の他愛もない話をしてきた。
まぁ会って話をしたとて話の主軸は「仕事をどうやって放棄するか」なのだが。
早い時間に外で酒を飲むのは普段あまりないので、新鮮であれはあれで楽しい。
楽しく解散した後、飲み足りなくなった私は千鳥足で帰り道のコンビニに寄って、ビールと酎ハイなどを買い込んだ。
今日は抑えめにしよう…
そう思った時点でもうすでにかなり酔っ払っていたのだが私なりに酔っ払いながら気を使った買い物をした。
帰る時間も惜しく歩きながらフラフラ酒を飲んで家に向かった。
家に入って靴を脱いだ瞬間私の中の何かかが切れた。
さっきまでの楽しいという気持ちから憂鬱な気持ちに、人目を気にしなくてよくなった瞬間切り替わる。
玄関で片手に持っていたビールのあまりを一気に飲み干し、家に入った。
飲み始めると止まらなくなってしまうのだ。
そこから換気扇の下で買った酒を延々と飲み続けた。
これが私の中でいうゾーンに入るという状態だ。
気がついたら朝だった。
…ハッ。。
別に友人と会うことが苦痛だったのではなく、ちょっと鬱っぽいメンタルがあるときに酒を入れると何かの拍子で鬱鬱鬱になる。
これをやり過ごすとそのあとは晴れやかな気持ちになるのだ。
とはいえ、かなりの飲酒量なので翌日は晴れやかというよりかは具合が悪くて何もしたくない、鬱より体調不良が勝っているという。
晴れやかはその二日酔いが抜けた後なのでしばしの辛抱。
鬼のような吐き気。
お酒の失敗談はまた色々あるので別で話していこうと思うが、お酒って何度二日酔い三日酔いになろうが失態を犯そうが、忘れた頃にはまたがぶ飲みして死ぬほど後悔する。
人間とは愚かだ。
わかってる。
わかってんだよ、だけどどうしようもねェんダァな。
気持ち悪くて頭も痛くて、自分の半径数メートルの空気が澱んでいて食欲もなければ、酒なんか見るだけで吐きそうになる。
朝起きて自分の周りに転がってる空き缶を見て吐いたことは何度あったことか。
吐瀉物を処理しながらセルフもらいゲロをするのがルーティンだ。
汚い話でごめんなさい。
本当にこの世の終わりを20歳過ぎてからで何度体感したのかわからない。
二日酔いのときって脳みそが僅かながら動いてる部分を必死こいて稼働させるから、平常時には考えないような変なことを考える。
あーもしきっと、地球に隕石が絶対ぶつかるってなったらこんな感じで何もする気起きないんだろうなぁ、とか。
アホすぎる。
「もう二度と飲まない」という発言を今まで何回してきただろう。こんな時人はn回目と表現するんだろうな。
人間がつく「怒らないから言ってごらん」、「一緒にゴールしよう」に並ぶ大ウソである。
あれほど飲みたくないと思っても、そんなことはあっという間に忘れ、また酒を流し込む。
時間と都合の許す限り、気持ちよく酩酊したい。
ただそれだけなのに、気が狂ったかのように飲んでしまうのはなぜなんだ。
私は不眠症も相まって酒で潰れないとしっかりねれない。
酩酊状態からの昏睡が熟睡と言えるのかよくわからないけど、何もしたくないどうしようもないときはさっさと飲んでさっさと寝潰れる。
これに尽きる。
孤独死のサイン~~~ってドリカムのメロディーが聞こえるね。
だって生きて呼吸してるだけでもしんどいことがこの世には多すぎる。
食べることも忘れて酒浸りにもなりたくなる。
というかお酒の味をしめちゃったら、それでごまかすよねきっと。
ということでちょっと元気になりました。