書き溜め漂流記

食後すぐ横になるのが好きな人間の毎日。メランコリックと共存しています。

ビールが美味しいみたいな話

私は今ビールを飲んでいる。

やらなきゃならない仕事がたっくさんあるのにも関わらず、ビールを飲んでただボケっと記事なんか書いている。

 

しかしこの時間が最高なのだ。

mustを放棄して自分のやりたいことをやっているときの焦りは嫌いじゃない。

この時間を通して私は、よし、がんばろ、と思えるから。

 

自分の健康と自由な時間を求めた結果、フリーランスに近い働き方をしているせいで、その分自分を奮い立たせるのが大変なのだ。

自分次第で仕事量が変わってしまう。

 

というか本当に最近ビールが美味しいと思うようになってしまった。

お酒はかなり避けていたはずなのに、突然4月から暑くなったりするせいで喉越しを求めてしまっている。

ビール腹というものがあるが、あれだけは避けたいのでわざわざ食事の量を減らしてまでキンっキンなビールを飲むほどだ。

いやぁうまい。

これは前みたく酒浸りにならないように気をつけたい。

変化したのは酔いたくて飲んでいるというところからビールが飲みたくて飲んでいるところ。無駄なお酒は一切買わないし摂取しない。

 

あと思うのは、酔ってるときに自分を客観視できるようになったところは褒めたい。

朝めちゃくちゃ早起きしたい気持ちが圧倒的に勝つので、そこまで飲みたいというモチベーションが消えたのはいいことだ。

 

健康とか、自分を大事にするとか、周りを見るとか、なんかそういう一見煩わしいものって自分のためになるんだとつくづく思う今日この頃。

この2年間地獄のような日々を味わったことの方が多かったけど、なんだかスッキリしちゃったなあ。一周回ってスッキリとした毒を吐くやつになったねと言われる。

なんだスッキリとした毒って。

こうやってダラダラ生きるのって楽しい。

だって楽だもん。

毎日穏やかに少しずつ楽しいことがあるのってそれはそれで素敵だし、とりわけ最近の戦争のニュースなんかを見てしまうと一層思う。

イメージは綺麗にナッペされたケーキの表面、なだらかな生クリームの白い表層。

あの上で寝そべっている感じ。

 

でもどこかでちゃんと結果も残したい。

奮い立たせるのは難しい。

それに、人生の前半戦でだいぶドラマティックな生き方をしたせいで燃え尽き症候群気味ではある。

 

幸せとかを考え始めるともうこれ以上はいいかなと思う気もする。

何度か死に向かった経験は良くも悪くも私の器を広げすぎた。

なんでもできる反面、なんもしなくていいという満足感に近い気持ち。

 

 

みんな一人のときなに考えて生きてるんだろう。

 

そんなビール時間。