書き溜め漂流記

食後すぐ横になるのが好きな人間の毎日。メランコリックと共存しています。

喫茶店の話

仕事をしに来るという意味でも

カフェは私の中で重要な立ち位置を占めているが

 

それを抜きにしても、ここは私にとって大切な場所である。

 

喫茶店、カフェ。

どちらかといえば昔ながらの田舎のおばあちゃんちみたいな匂いのする喫茶店が好きだ。

 

コーヒーは高いと1000円くらいするが、古いふかふかのソファーだったり、食事が手作り感があって美味しかったり。

 

自分よりずっと上の年齢層の人たちが株の話や、世間話に花を咲かせる様子は、異空間に行ったような気分になれる。

ちょっと非現実的な空気感がいい。

 

何よりこのご時世にタバコが吸えるというのは貴重な場所だ。

昨年の受動喫煙防止条例により喫茶店でも吸えない場所は増えたが、まだいちぶのこっているところがある。

ネットに頼らず自分の足で探すのも楽しい。

 

カフェもいい。

気軽に入れるし、充電が使えたり、無料でWi-Fiを利用できるのはありがたい。

季節限定のメニューを楽しめるのもポイントだ。

さぎょうにうちこむのもいいが

手ぶらで来て、何もせずコーヒーを飲むもよし。

 

ところでコーヒーブランドのジョージアのCMのフレーズが大好きなのだが

 

世界は誰かの仕事でできている

 

一度は耳にしたことがあるだろう。

 

この言葉を実感できるのがコーヒーを飲んでいるときなのだ。

 

平日のお昼時に行くと、色々な人たちが仕事の電話をしている。

 

じっくり聞き入るわけではないが、チラッと耳に入る会話があぁ世界は誰かの仕事でできているなと感じさせてくれる。

 

こんなに私が怠けて生きていられるのも

 

誰かの仕事のおかげだと思うと感慨深い。